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全面攻勢外交

2005年に開かれた日中韓3国間のサミットで構想された東アジア共同体は、地域経済面での協力を狙った枠組みであるが、アメリカ側からすれば三国間の相互関係の構築はアジアへの介入の余地を失う事に繋がるため、好ましいものではない。そのため中国はかつての敵国であったロシアに接近し、軍事色の強い上海協力機構の結成によりアメリカやEUに対抗するなど、外交面において強気の姿勢で臨んでいる。

全ては資源のために

ロシアと手を結んだ理由は同盟の後ろ盾を得るのみならず、その国土に眠る資源にもある。これからの経済発展を図る中国は南米やアフリカにも進出し、燃料や鉱石類のような各種資源の確保に奔走している。

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