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転換点

安倍首相の後任として福田首相が2007年に就任すると、歴史認識問題の沈静化を図るなどして関係の改善に向けた努力が行われた。中国側としても対日関係の改善によって得られる支援は重要な物であり、自国の抱える水質汚染や砂漠化といった環境問題に対し日本の持つ技術を必要としている。また、国際外交の場においても日本や韓国といった近隣国との連携は必要不可欠なもので、「対日新思考」の存在は将来の日中関係改善のための布石だったとも考えられる。

中国の外交戦略

WTOに加盟したことで、中国は2001年から国際経済に深く関与することとなった。外交面で世界のありとあらゆる国からの影響を受ける中で、特段重視されているのがアメリカとの関係である。

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