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国の中の国、香港

アヘン戦争以来、英国の植民地として発展を遂げた香港。1997年に返還されたこの地は特別行政区に指定され、50年間の高度自治が認められている。返還以後、香港にはアジア通貨危機を始めとする数々の危機が訪れたが、中国企業の進出などにより現在は良好な経済状況にある。本国とは異なる資本主義的な制度が敷かれた背景には将来的な中国の発展、そして台湾との融合を見据えた考えが存在すると言われている。

漢民族と"その他"

漢民族がその人口比率の大半を占める中国は、チワン族や満州族といった少数民族を多数抱えている国でもある。しかしながら共産党の支配下においてその自治の範囲は狭く、民族浄化政策や独立運動への弾圧等に対する不満が高まり、過激派のテロ等の形で表面化している。

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