国境問題

中国の国土は世界第3位もの広さを誇り、北はロシアや北朝鮮、南はミャンマーやネパールといった14の国々と国境を面している世界有数の国である。かつてはその線引きを巡り、旧ソ連やベトナムといった国々と国境紛争を繰り広げていた歴史が存在する。現在、19世紀から長年争われていたロシアとの国境問題は全て解決しているものの、ブータンやインドにおいては、未だ尚係争地を抱えている。

海は誰の為に

ユーラシア大陸のみならず、中国は尖閣諸島や南沙諸島といった島々での領有権争いを繰り広げている。中でも尖閣諸島は歴史問題と絡めた大々的なものとなっているが、周辺海域に眠る海洋資源や、海上交通路の確保等、様々な要素を巡った国家間の争い、というのが本質である。

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